ロサンゼルスレイカーズ優勝おめでとう。ドワイト・ハワードおめでとう。

ロサンゼルス・レイカーズが10年ぶりの優勝を果たした。2020/10/14現在、Googleでロサンゼルスレイカーズを検索すると、ゴールドとパープルの花火が画面いっぱいに打ち上がる。Googleさんも粋なことをする。

2000年代の初頭のシャックコービー時代にサクラメント・キングスのファンだった私からすると、レイカーズへの怨念が未だに残っていて、どうも好きになれないチームであるし、ジミー・バトラーのファンなので、ヒートに優勝してほしかった。

レブロン・ジェームズのことはリスペクトしている。クリーブランド時代は大ファンだったが、LAに移籍してまた優勝となると、マイケル・ジョーダンGOATの地位を脅かすことにもなる。

今年はコービーが事故で亡くなった。それ自体はとても悲しい。しかし、だからレイカーズに優勝してほしいとか、レイカーズが勝つべきだというのはおかしいと思う。他のチームも優勝するために、必死で頑張っているのに、コート以外のストーリーを混ぜてほしくない。

けれどもレイカーズにも、ベテランのロンドや、アレックスカルーソのようなハッスルプレイヤーなど応援したい選手もいる。中でも浮き沈みの激しいキャリアを歩んできたドワイトハワードには、今シーズン注目していた。

かつてはNo.1センターと呼ばれたドワイト・ハワードだが、体格と身体能力は異次元でも、器用じゃないし、シュートも下手なのに華麗なプレイヤーになろうとして、伸び悩んだ。

さらに移籍問題で一気にリーグのヒールになった。結果も出せていないのに、プライドばかり高く、チームの和を乱すと、今年レイカーズに拾われるまでは、もうNBAには居場所はないと思われていた。

そんな彼がプライドを捨てて、汚れ仕事だけやるという条件を飲み、ルールを破ったら即解雇という中、今シーズンにかけた。その結果の彼にとってのはじめての優勝である。「夢を諦めるな」と彼に言われると、、、そりゃ泣いちゃうよね。