マジックスパイス 東京下北沢店

2019年12月18日

下北沢といえばカレーはカレーでもスープカレー。さらにスープカレーといえば、マジックスパイスである。

マジックスパイスが北海道にスープカレー文化を生み出し、その勢いで下北沢に出店し、シモキタもスープカレーの街になった。

しかし奇妙な事にオリジナルで原点であるはずのマジックスパイスのカレーと、他のスープカレーとはかなり別物だと思うのだ。

マジックスパイススープカレーは、ホームページなどに書いてあるように、東南アジアの料理を源流にしている。

あまり良い表現ではないが東南アジアのお土産のラーメンをカレー風味にした感じがあるのだ。ナンプラーと魚の出汁?とチキンスープにスパイスが渾然となった唯一無二な味だ。

ところが他のスープカレーは、インドカレーや、欧風カレーをシャバシャバにしたようなカレーに近い気がする。

おそらく北海道で、マジックスパイスにインスパイアされたお店が、普通のカレーからスープカレーを作って、それが北海道の中でも一般化したのではないか。下北沢でも同じ様な現象が起きたと考えられる。

とはいえ、マジックスパイス以外のスープカレーがダメかと言われると、そういうことはない。ただスープカレーというより、マジックスパイスが無性に食べたくなるけど、それはマジックスパイスでしか食べれないというだけだ。

マジックスパイス